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フランス ーボージョレヌーボーとはー

フランス・ブルゴーニュ地方南部・ボージョレ地区でつくられた新酒の赤ワインのこと。ボージョレ地区は、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンから北部に広がる地区でなだらかな丘陵地帯です。 ボージョレは、「美しい高台...
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ワイン概論 ーコルク栓とスクリューキャップー

⑴コルク栓(仏 Bouchonブション)ワインの瓶詰めには、さまざまな栓が用いられています。これらの栓を総称して、クロージャー(Closure)と呼び、コルクの形をしたものと、金属製のスクリュー・キャップ型に分けられます。コルク型のクロージ...
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ワイン概論 ースパークリングワインの製法ー

発泡性ワインは、フランスではVin mousseusヴァン・ムスー、Crémantクレマン、ドイツではSchaumweinシャウムヴァイン、Sectゼクト、イタリアではSpumanteスプマンテ、スペインではEspumosoエスプモーソと呼...
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ワイン概論 ーさまざまなワインの醸造法ー

①Macération carboniqueマセラシオン・カルボニック縦型の大きな密閉ステンレスに、収穫した黒ブドウを粉砕せずにそのままいっぱいに詰め、二酸化炭素(炭酸ガス)を充満させた状態で数日置く方法。この間にブドウは果皮の細胞内で酵素...
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ワイン概論 ーロゼワインの醸造法ー

①セニエ法(Saigée)黒ブドウを原料とし、除梗・破砕して果醪をタンクに入れる。発酵の開始前または醸しの初期に、タンク下部のドレインをあけると、果醪の自重がかかっているため、かなりの量の果汁が流出する。この果汁を発酵させてロゼワインを造る...
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ワイン概論 ー白ワインの醸造法ー

通常は白ブドウの果汁を使いますが、まれに黒ブドウを用いることもあります(黒ブドウに含まれる色素を抽出しないように圧搾)。収穫したブドウは圧搾の前に、除梗や破砕を行う場合と行わない場合があります。除梗をせずに圧搾すると、梗が緩衝材となって搾り...
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ワイン概論 ー赤ワインの醸造法ー

①選果(仏 Triage des raisinsトリアージュ・デ・レザン)収穫されたブドウを、ワイナリーに搬入した後、粉砕の前に選果することが多くなっている。選果は、選果台(仏 Table de triage des raisinsターブル...
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ワイン概論 ー発酵・貯蔵容器ー

ステンレスタンク白ワイン、赤ワインとも、ステンレスタンクでの醸造が多くなっている。白ワインの場合は、酵素に触れる面積を減らすため、縦長の形状をしたタンクを使うことが多い。赤ワインの場合は、果帽が駅に浸りやすいように寸胴型が適している。ワイン...
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ワイン概論 ーワイン醸造の基礎ー

①亜硫酸(二酸化硫黄)についてワインには酸化を防ぐ目的で、亜硫酸が添加される。亜硫酸自体が酸素を吸収する還元剤としての特性があるが、亜硫酸がラッカーゼやチロシナーゼといった酸化酵素を阻害する効果が重要である。皮をむいたリンゴがすぐに茶色くな...
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ワイン概論 ー有機農業とワインー

有機農業(Agriculture biologique 英 Organic Agriculture)日本では、「有機農業の推進に関する法律」の第二条において、「科学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組み換え技術を利用しな...