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ワイン概論 ー発酵・貯蔵容器ー

ステンレスタンク白ワイン、赤ワインとも、ステンレスタンクでの醸造が多くなっている。白ワインの場合は、酵素に触れる面積を減らすため、縦長の形状をしたタンクを使うことが多い。赤ワインの場合は、果帽が駅に浸りやすいように寸胴型が適している。ワイン...
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ワイン概論 ーワイン醸造の基礎ー

①亜硫酸(二酸化硫黄)についてワインには酸化を防ぐ目的で、亜硫酸が添加される。亜硫酸自体が酸素を吸収する還元剤としての特性があるが、亜硫酸がラッカーゼやチロシナーゼといった酸化酵素を阻害する効果が重要である。皮をむいたリンゴがすぐに茶色くな...
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ワイン概論 ー有機農業とワインー

有機農業(Agriculture biologique 英 Organic Agriculture)日本では、「有機農業の推進に関する法律」の第二条において、「科学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組み換え技術を利用しな...
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ワイン概論 ーブドウの病虫害ー

①カビ(糸状菌類)ベト病(英 Dowmy mildewダウニー・ミルデュー 仏 Mildiouミルデュ)病原菌:Plasmopara viticolaプラズモパラ ビチコラ19世紀後半に、アメリカから輸入されたブドウ樹がこの菌に感染しており...
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ワイン概論 ーブドウ樹の仕立て方ー

ブドウは、ブドウ科ブドウ属に分類されるつる性落葉果樹です。つる性果樹なので、どのような形にも仕立てることができます。ブドウ樹の仕立て方は世界各地で異なっています。礫質で水分の少ない乾燥地帯では、土壌が養分を保持できないため、小さく仕立てるこ...
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ワイン概論 ーブドウ品種の選抜及び交雑ー

クローンとは、一つの個体(細胞)が無性生殖(体の一部から新しい個体を作る)によって増えた個体群(細胞群)のことで、親と全く同じ遺伝子を持ちます。ブドウ樹に関して言うと、通常、親木から取った枝を挿し木することでクローンを作ります。クローン・セ...
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ワイン概論 ー気候ー

世界的ワイン産地における主な気候気候にはいつくかの種類があり、その土地の特徴がワインの味わいにも大きく影響を与えています。ここでは、ワイン造りに適した4つの気候を紹介しております①大陸性気候 Clomat continental昼と夜の気温...
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ワイン概論 ーワインの分類ー

ワインの分類⑴醸造法による分類醸造法の違いにより、大きく4つに分類されます。①スティルワイン②スパークリングワイン③フォーティファイドワイン④フレーヴァードワイン①Still wineスティルワインブドウ果汁または粉砕したブドウ果実の発酵さ...
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ワイン概論 ーブドウの生育サイクルと栽培環境ー

ブドウの生育と環境ブドウの生育サイクルと作業(北半球)ブドウは、つる性の多年性植物であり、生育地の気候に合わせた生育サイクルを持っており、一般的に気温が10℃程度になると地上樹部の活動が始まります。休眠ー萌芽ー展葉ー開花ー結実ー着色ー成熟ー...
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ワイン概論 ーブドウ品種ー

ブドウ品種ブドウは、ブドウ科(Vitaceae)のブドウ属(Vitis)に属する、冬季落葉性のつる性植物です。中近東が原産のV.viniferaヴィティス・ヴィニエラはワイン醸造に適しており、フィロキセラ耐性をほとんど持たない。また乾燥した...